京大大学院・ローム、角度制御可能な半導体レーザー開発【世界初】
5月.03, 2010
さまざまな角度で自由にビーム光を照射できる世界で初めての半導体レーザーを京都大大学院工学研究科の野田進教授(電子工学)と株式会社ローム」の研究チームが開発し、3日付(日本時間)の英科学誌「ネイチャー・フォトニクス」(電子版)に掲載された。
野田教授たちは、既に小さな穴を規則的に開けた「フォトニック結晶」でレーザーの面発光に成功している。今回は、穴の間隔をずらすことで、光が干渉し合って特定方向に進む回折現象を利用し、斜めにレーザーを出すことに成功した。光の方向は、垂直方向から最大30度まで連続的に変えることができたという。
これまでの半導体レーザーはビームの方向が固定されており、外部に設置した反射鏡の角度を調節することでビームの方向を制御していたが、このレーザーの開発で、医療機器や音響機器などレーザーを使う機器の小型化や動作の高速化などに役立ちそうだ。
野田教授は「高出力のレーザーの照射方向を直接制御できるので、カプセル内蔵型のレーザーメスなどにも使える」と話している。
参考:Yahoo!ニュース、京都新聞
Tags: 半導体レーザー


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