糖尿病網膜症への網膜光凝固術は、網膜虚血部にレーザーを当て、新生血管の発症や進展を抑制する治療法で、30年近く前から行われている。ところが、網膜症早期で視力が良好な患者への施行が広がるのに伴い、詳細な理由は分かっていないが、網膜の中心にある黄斑部に浮腫を来し、術前よりも視力が低下してしまう例が報告されるようになっている。